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2016年06月21日

プレースキック練習、そしてスクールの練習。

こないだのお台場での練習でプレースキックの話が出たからという訳ではありませんが、朝練で念願のキック練習をしてきました。

前回訪れた時は芝生を養生中だったのでグラウンドに立ち入ることができませんでした。

さて、今回は?



ニコタマの河原に出ると、少し行ったところに「ピクニック広場」というのがあります。ここもそこそこの広さがあり、芝生なので、パスやランの練習であれば、すなわちゴールポストが必要でなければ、十分な練習会場となります。

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日曜日には、ちゃんとラグビーの練習が行われていました。

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そこからもうしばらく歩くとゴールポストが見えてきます。

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グラウンドには、シャワーこそ無いものの、水道・トイレとも2つずつ完備しているので、十分な環境です。

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ゴールポスト。ちょっと細いですが、キック練習には十分です。

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さっそくボールを取り出して、空気を入れていきます。

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ちなみにうっすら見えるサインは、サントリーサンゴリアスの竹本隼太郎選手と真壁伸弥選手のものです。

最近使い慣れたビーチラグビー用の小さいものではなく、いわゆる普通の5号球です。

少女A - 中森明菜
少女A - 中森明菜



普通のラグビー選手なら「GILBERT(ギルバート)」のボールを使うところでしょう。

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ラグビーW杯公式球で、むしろラグビーというスポーツとともに歴史を刻んできた由緒あるブランドです。もちろん昨年のイングランド大会でも使用されたので、日本代表が南アを打ち破ったいわゆる『ブライトンの歓喜』からラグビーに関心を持ち始めた人でも見慣れたものですね。

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しかし私のボールは「カンタベリー・オブ・ニュージーランド」。

これは、以前の職場を離れる際に、送別品として同僚からいただいたものです。そういう意味では思い入れたっぷりのボールですが、長いこと使う機会もなくタンスの肥やしとなっていたのですが、もちろんウチにはタンスなど無いので物のたとえですよ、もちろん肥やしといってもババをタンスにしまっているヤツなんかいるわけはないのですが、昨年は“人気ラグビー選手”(五郎〇)効果もあり、ついにはテレビに映ってしまうという偉業(悪ノリ)を達成しました。



そういうボールを、今回初めて蹴るのです。

厳密には、“置いて”蹴るのです。

このキックティーも、手に入れるのに苦労しました。

なにせ、何度も書いているように、

ロックですから。

プレースキックとは無縁な世界で生きてきました。それが昨年来のラグビーブーム、五郎〇ブーム。

しかし、当然のごとく、「カンタベリー」のキックティー(グリーン)は品切れが続いていました。

「カンタベリー」じゃないと。

“グリーン”じゃないとね。

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結局半年以上かかって、やっと手に入れた“モノホン”。


あれ?

なんか違う?

上の写真をよーく見ると......



違う!

こっちやん!

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たぶん。



ふう......




さて、初めての挑戦は、上記の通り芝生養生に阻まれましたが、今日は今日で、やっと訪れた初めての体験。緊張します。

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とはいえ、平日の早朝なので、誰に気兼ねすることなく練習に没頭できます。

なにぶん初めてなものですから、ゴールの正面にボールを立ててみます。もちろん、プロのキッカーのように先端をゴールに向けるいわゆるロケット方式?のキックはできません。ほぼ直立させます。

いろいろ調べてみると、足の甲が当たる角度を考えるとちょっと横に倒すといいとのこと。

こんなふうに。

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おおっ!

なんということだ。

このちょっと倒すことで、「カンタベリー」のロゴマークがまっすぐになる!

これは「GILBERT」には無い特性だ。

「カンタベリー」の方がわかりやすい!

キーウィが3羽タテにならぶ!!!

いいぞ!

一番下のキーウィを蹴ればいいんだな!

俺は鳥が嫌いだ!

蹴るのはいいぞ!




でもって、実際に蹴ってみた。


なんか、キック姿が格好良くない。

てゆっか、思ってたより相当ムズイな!

いや、思ってましたよ、難しいって。

でもね、全然飛ばねえ、上がらねえ。

そりゃそうか。

鍛えちゃいないんだもん。


てゆっか、

40代半ばで、初心者だよ!




そうだ。

忘れてた。

プレイは若者にまかせて、私はコーチングに専念するんだった。



ということで、日曜日には近所のラグビースクールを見学(ノゾキ)しにいくことにしました。

小学生コースのようですが、私たちのレベルにはちょうどいい気がします。

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先日のお台場で、効果的な練習が見えた気がしましたが、それを補完するような、ヒントを摑みましたよ!



■ラグビースクールの練習メニュー(一部)

1)まず、一人ずつ向かい合って立つ。自分の足下にあるボールを跨いで拾い、歩いて相手の前でダウンボール。そのボールを今度は相手が跨いで拾い、歩いて相手に向かう。これを繰り返し、だんだんスピードを上げてゆく。


2)二人一組で向かい合う。一人目が半分くらい進んだところでダウンボールし、それを二人目が跨いで拾い、また歩いて進み、相手の前でダウンボール。そのボールを今度は相手が跨いで拾い、同じことを繰り返し、スピードを上げてゆく。


3)二人一組で向かい合う。一人目がボールを跨いで拾い、走り込んできた二人目にトス。それを受けた2人目は走って、それを相手の前でダウンボール。それを繰り返し、スピードを上げてゆく。



ビーチラグビーではダウンボールは必要ない、というかターンオーバーになっちゃうので、アレンジは必要になりますが、ランとパスの組み合わせはきっと役に立つに違いありません。

あとは、どれだけ真面目に練習したいのか、ということです。



試合後の焼き肉、練習後のリストランテ(サイ○リヤ)が目的では、勝利は覚束ないですよ!



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2016年06月09日

雨が降る日の練習は......本気度がわかります



6:09、目覚まし代わりにしている新井さんの声で起きる。

もちろんモトノリではない。

恵里那さんだ。

新井恵理那ファースト写真集『えりーなのために』 -
新井恵理那ファースト写真集『えりーなのために』 -

毎朝のルーティーンである。

ただいつもと違うのは、今日は休日。

練習日である。

昨年来、特に若手のヤル気の充実ぶりは目を瞠るものがある。

昨夏の大会でいい形でトライを取れそうになったこと(前回記事参照)、それでイケそうな雰囲気になったのに直後の試合で女子チームに叩きのめされたこと、経験者である倉科が入ったこと、たまたまテレビに映っちゃったこと、運動会でカメラマンが悪目立ち(涙)してたことなど色々な要素がからんでモチベーションアップになっているようだ。

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依田さんの天気予報によると、今日は雨が降ったり止んだりの一日。窓の外を見ると、確かにけっこうな雨。傘がなくては歩けないほどには降っている。

私は迷った。練習をするべきか否か。

私は逡巡していた。

おかしなものだ。

これが私一人なら、むしろ間違いなく砂浜へ行って、その孤独さ具合を自撮りし、あるいはムービーまで撮って、自虐的に、いやむしろ自慢げにSNSにアップしていたに違いない。

ところが皆が集まるとなると、躊躇いが生じたのだ。


雨なのに、みんな集まるのか?

お休みなのに、雨の中、ラグビーをやらせるのか?

一昨日のお休みは運動会だったので、みんな疲れているのではないか?

雨の中、ボールが手につかないで練習になるのか?

シャワー室があるので練習後はいいが、ずぶ濡れは間違いないが、それでいいのか?

集まったはいいが、やはり雨で、時には雷で、練習はちょっとしかできずに、後は行きつけのイタリアンリストランテ(サイ〇リヤ)で飲むことになるのじゃないか?

それはそれでいいかも?

でも倉科とは一昨日、6時間も飲んだんだ、もう話すことはないよ!


いろんな想いが頭の中を駆け巡っているところに、その倉科から「悪天候ですけど、どうしますか?」との連絡が入る。

ここで私は決心した。

「雨ですね。練習は中止にしますか」

今日は休もう。

みんなへの遠慮が勝ったのだ。

仕方ないだろう。

私はこの約20年間、毎年364日は1人でラグビーをしてきたのである。

いや、もちろん仲間はいるし、私だけがやってきたわけではない。メンバーみんながそれぞれ1人で練習してきたのだ。そして大会当日だけみんなが集まって、結団→大会→納会と1日で年間の部活動を完結してきたのである。

そんな私が、この雨のせいでみんながラグビー嫌いになるのを恐れて、中止に傾くのは仕方ないと自己弁護してみる。



ここで私がズルいのは、先ほどの返信にもう一文加えたことである。

「よっぽどやりたければ別ですが……」

年長者の私が「中止」と断定してしまうと、それで決まってしまう可能性がある。

ホントはやりたいのに、先輩が中止って言うなら仕方ないか、と。

そんな場合のために、練習実施の余地を残しておいたのだ。



その餌に魚が掛かる。

せっかく休みとったんだから、練習やりたい、と。

ラグビー経験者にマゾ体質がある(多い)のは論を俟たないが、我々のようなラグビー部(文化部)ですらそうなのかと思うと感慨深いものがある。


内心うれしかったのは言うまでもない。

ラグビーをやりたいのではない。

ラグビーをやりたい奴が、声を上げてくれるのがうれしいのだ。

たとえ山本さんや千代くんが雨だから嫌だと休んでも、二人だけでもかまわないから練習しよう。


一方で不安もある。

先にも書いたように、一昨日の部活(飲み)で、高田馬場『No Side Club』のほぼ開店から閉店まで、約6時間もほぼサシで飲んでいたのである。

もう話すことはない。

実は、その大半はラグビーの試合を見ていた(昨年のラグビーW杯、日本vs南アの後半だけを2回など)ので、あんまり話はしていなかったのかもしれないが、飲みすぎて覚えていない。


でも大丈夫だ。

元フランス代表のジャン=ピエール・リーヴも言っている。

「ラグビーと言うのは、ボールがあり友達がいて、何時かボールが無くなっても友達が残る。それが一番ではないのか。」


なんと含蓄のある言葉だろう。

これまで私はボールはあっても友達がいない時間が長く、ボールが無くなると高田馬場の『No Side Club』しか逃げ場がなかったものだが、最近はこうして若手が積極的に活動に取り組んでくれるので、非常に助かっているのだが、反面、精神的には不安定になっている気がするのは考え過ぎだろうか。




さて、よく考えたら山本、千代という2人もマゾっけたっぷりのラグビー経験者だった。

結局3人で練習することになる。


3人?



もちろん、私は専属カメラマンである。

こうして経験者だけで集まってみると、なんとフォワードの立場の無いことか。

なーんにもできないのである。

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まあ、私がいたチームが特殊なだけだとは思うが、初心者でも身長が高ければロックで即戦力。いや、初心者でも試合に出してくれる優しいチームだったのだが、練習ではタックルとスクラムとラインアウトしかやった記憶がない。いずれもビーチラグビーには不要な技術だ。パスの投げ方、受け方、走り方、かわし方、トライの仕方。いずれも教わったことはない。おっと、ラグビーのルールも教わったこともなかったな。よくやっていたものだ。

そんなわけで、ボールキャッチをしたことはあっても、パスを出したことはない。まだ20世紀のラグビーだ、ロックがラインに入るなんて許されない?時代だった。そんな余裕あったらラックに突っ込めよ、と。



ということで、あっさりプレイヤーとしての立場を捨て、アシスタントコーチ兼カメラマン兼代表(大会申し込み係&ボールジャンケン係)に専念することにしたのである。



練習では、5回あるアタックチャンスを絶え間なく攻め続けること、すなわちリスタートを早くし、相手の準備が整う前に仕掛けるという、基本的な部分を確認・共有した。

(ここから結構マジメな練習内容の記述です!)


そして、実践的かつ簡易な練習として、オープンへのパス回し&ループ(ファーストアタックでしか回りきれないが)を基本とすることにした。これなら当日しか来られないメンバーにもわかりやすく、すぐに始めることができるだろう。

(なんてレベルの低い話だ………)



あと、私としては一つ加えたかったのが、ランの強化である。これはたしか以前にも書いたかもしれない。

パスを回しているのはなんか練習している気になるものだが、実際の試合で素人のパスが何本も通るほどビーチラグビー関東大会は甘くない。これまでの試合を思い出しても、パスが3つ続けてつながったことはないはずである。であれば、若手の脚力を活かして、ランの技術を上げる必要があると考えるのである。


具体的には「ストップ&ゴー」、「チェンジ・オブ・ペース」、「スワーブ」である。要は、相手との間合いを図り、11で抜き去ることができれば、トライの可能性は高まると考えるのである。

と、20世紀のラグビーのフォワード出身者は思うのだが、説得力無いなー。



すばらしいスワーブ!!! 



ロックだけど!!!




今度、近所のラグビースクールを覗いて、どういう練習しているのかコーチングの勉強をしてこようかと思っています。次の練習に間に合うかわかんないけど。

不審者として通報されないように気をつけます。

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ちなみに私がよく自主練習しているグラウンドにはゴールポストがあるのですが、ビーチにはないので、タワーマンションをポストに見立ててキックしている人がいました。学生時代にはキッカーを務めたという千代くんである。


砂浜に裸足ということで、勝手が違うのもわかるが、ボールが海に入っちゃいそうで必死に追いかける姿がラブリー♡です。




結局、行きつけのリストランテで飲んじゃうんだけどね。

ランチを2人前ずつ食べる馬鹿らしさは、ラグビー部っぽくて嫌いじゃない。

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2016年05月13日

朝練で見えてきた、いろいろな課題

青い空、白い雲、広い海、熱い砂。

遠くに林立するビル群。
揺らめくレインボーブリッジ。
汚い男たち。
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 清々しい1日が始まった。
 ボールに空気を入れ、簡単なアップ。私はもうこの時点でスタミナが涸渇しかかっていたが、念願の朝練に5名も集まっているという事実が私のモチベーションを支えていた。


 練習は山本選手兼コーチの指導により、パス回しから2対2など粛々と練習が進む。
 今回初参加の倉科選手の加入は大きい。なんといってもスクラムハーフ経験者である。玉触り、いや球捌きは絶品で、こうなるともう90年代のフォワードの残滓である私の出番はない。何せ、ラグビーの試合でパスをしたこともなければもらったこともないのである。そんな男がラグビー経験者気取りで人に教えるなどおこがましい。ラインアウトにリフトアップが無かった時代なのはもちろん、ロックなのにラインナウトでボールをキャッチしたこともなく、それ以前に私がいる4の位置に投げ入れてもらったこともない。スクラムを組むにも掛け声を合わせることなどのなかった時代で、フロントローのケツとケツの間に顔を埋めたかと思うとウニウニと組みはじめたものだ。ロックなのに敵のキックオフのボールをキャッチしたこともなく、ましてや自分がモールの核になる機会などあるわけもなく、既に出来上がったモールやラックに突っ込むことしか能のない男なのである。オーバー・ザ・トップとオーバー・ザ・トップロープの違いもわからない男なのである。



 練習を始めて1時間も経ったろうか。そんな私たちに、声をかけてくる奇特な男性が現れた。
 某テレビ局の報道記者殿である。
 ここのところ雨天が続いていたが、昨日は一転して快晴、しかも気温が体感で30℃を超える暑さになっているという絵を撮りに来たという。

 そんな時、運良く(運悪く?)私たちが楽しそうにラグビーボールと戯れているのを見かけ、これは絵になると判断したようだった。


 恥知らずな私たちはこの申し出を快く引き受け、軽くランパスを始めた。するとどうだろう、記者もそれを追いかけるように、いや私たちと並んでカメラを回しながら走り始めた!
 ジャケットこそ着ていないが、ワイシャツにスラックスといういでたちでお台場のビーチを訪れているだけでもサラリーマンの悲哀を感じさせるのに、熱い砂の上を革靴のままランとは見上げた根性である。
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 そして立ち止まってのパス練習風景も撮り終えると、簡単なインタビューをさせてほしいという話になった。もちろん、暑いですねーとか晴れてよかったです、とかそういうコメントを期待してのことである。

 ところが、今回の練習の発起人でもある新井選手は何をとち狂ったのか、「夏の大会に向けて特訓しています」「今年こそ絶対勝ちたいんです!」などとビーチラグビーへの熱い想いを語り始めてしまった。その気持ちは、ラグビー部関係者としてはとても頼もしく、ありがたい、うれしい発言ではあったものの、求められているものを察知できるようになってほしい、いわゆる
「空気読め」
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てゆっか、記者殿に「みなさんは、社会人のラグビーチームってことでいいですか?」って聞かれて、

「・・・・・・(無言)」




おい!
返事しろ!
肯定しろ(笑)
なぜ苦笑い?




 気分よく撮影を終えた記者殿が立ち去った後、練習を再開。今度は私も入り、3対2を中心とした実戦的な練習となった。ホントは入りたくなかったのだが、取材が入ったことで「今日、練習に来た甲斐があったねー」みたいな雰囲気になっていたので、ここは私が可愛い後輩たちのために一肌脱いで、ビシッと厳しい練習を与えようとしたのである。若い頃は一肌どころかズボンもパンツも脱いだものだが、今は取注シールくらいは残してほしいと思っている。



 そんな折、先ほどの記者殿が再登場。
彼曰く、「私が温度計を持って、『ただいま32℃、とっても暑いんですが、さらに熱い男たちがいます』とか言いますんで、そうするとラグビーの練習をやってる皆さんが映る、みたいにパーンとカメラを向けてほしいんです」


「ほしいんです」ってあんた!





俺がカメラ回すの???





 うん、やってやろうじゃないの(笑)


 私も仕事柄、記者殿の苦労がわからなくはないので、ここは全面的に協力することにした。
だって、1人でハンディカメラ片手に炎天下の砂浜に仕事しにきてるんだよ!?
 手伝わなければ男じゃない!
 楽しくなければテレビじゃない!


 あ、これは目の前にある他局だ(涙)


 ホントはその後の一言、「この絵が撮れれば、絶対放送されますから」という決めゼリフに惹かれたのであるが、私も僭越ながらトーシロではない。これが彼にとっても生命線であることはわかっているのだ。
 「絶対放送される」というのは、彼にとっての勝利なのだ。せっかく取材してきたのに、突発した事件などで飛んでしまうこともザラにある世界。それを防ぎたいのは、彼の方なのである。それを勝ち取る自信があるのだろう。これなら行けると踏んだのだ。
 そういうわけで、そんな事情も全部ひっくるめて、私たちはこれを承諾したのである。


私の見事なカメラワークは午後5時から!


 さて、その追撮が終わったので、軽くクールダウンして練習を終えることにした。練習後は予定通り、行きつけのイタリアンでランチ。


お台場のイタリアンでランチ?


 どれだけバブル世代なんだ(笑)
 ホントは、デキャンタワイン飲み放題!くらいのつもりでいたんだけど、あまりに練習をしっかり真面目にやり過ぎて、ホントに疲れた、疲れ過ぎた!もう飲めない!

ピッツァ食べろ!
パスタ食べろ!
(午後だけど)カプチーノ飲むぞ!




さて、また話が長くなりました。
そろそろ結論に入りましょう。

記者殿、やってくれました。
ちゃんと映りました!


今回も、映ったのはやっぱり里選手!
例の「なりきり」の時といい、だんだんラグビー部っぽくなってきたぞ。
あいつ、“持ってる”な!



やっぱり、こっちを着させればよかったかな!



もちろん、記者殿と名刺交換させていただきましたよ!



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2016年04月16日

5月12日(木)、朝練やります。



私は今、猛烈に感動している。

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(C)江口寿史


何年ぶりだろうか?
いや、もしかしたら初めてかもしれない。

私以外の部員から、「練習をしましょう!」という声が上がったのは。


いや、声だけならあった。
ビーチラグビー2015関東大会、大善戦!(→リンク)

毎年、試合後には欲求不満というか不完全燃焼で、もっとやりたくなるのが常なのだ。2試合目が終わった後(我々はボウルトーナメントでも負けるので、毎年2試合しかしない=できない)に、必ず「練習しなきゃ勝てないよ!」「練習しましょう!」という声はあるのだが、その後に立ち寄る「焼肉食べ放題」で燃焼しまくり、昨年まで実際に練習したことはほとんどなかった。


ところが、2019年ラグビーワールドカップ日本大会に向けて壮大な(身の程知らずな)策略を練った(妄想を膨らませた)私は、昨年も夏から積極的に活動をはじめ、2回ほどではあるがお台場で自主トレを実施した(参加者のべ4名)し、朝ランなども再開したのは周知の通りである。


しかし、大会も終わり、あっという間に年も明け、時は過ぎてしまったが、まず朗報だったのは、6月に「運動会」が開催されることが決定したことであった。7月の本大会前に、皆が集まれる機会がある、力を試す場があるというのは、私たちラグビーを愛する集団(※ただし文化部)にとってたいへん幸運であった。


ところがこの度、さらにそれに先立って、練習をしようという動きが出てきた。驚きであった。しかも皆が都合良さそうな5月12日(木)と日程まで既に決めてある。動きが早い。素晴らしい。


やっと世代交代の波が来たのかもしれない。
今年の夏の大会をもって、第一線を退くことになりそうだ。
これからは、ラグビー部(文化部)らしく、観戦と執筆と妄想に専念することにしよう。


いや、それでは今とほとんど変わらない。
むしろこれからは、コーチングスキルを持つ人間が必要だろう。その役割を買って出るか。



ますます2019年が楽しみになってきた。




もちろん、創業150周年記念ラグビー祭りが、である。




さあ、部員のみんな。
朝練やろうぜ。






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2015年10月31日

20世紀・スクラムハーフ回顧録

 ワールドカップも終盤を迎え、やっと土曜日。週末が待ち遠しくて、先の準々決勝「南アvsウェールズ」のビデオを見た。

 
 フーリー デュプレア(183cm)を見ていると、SHの練習をしていたあの頃を思い出す。

 思えば、最もラグビー部らしい活動をしていた時期とも言える。
 メンバーが休みを合わせ、駒沢公園のラグビー場を時間借りして練習をした。年に1度の試合だけという最近の活動と比べると、夢のようだ。


 学生時代からロック一筋の私は、弱小チームの中では大きな体格を活かして密集の中での地道かつ、献身的な働きを得意としていた。(妄想)

 ところがその練習の日、尊敬するチームリーダーからスクラムハーフ転向を言い渡される。


 なぜ?


 表向きの理由は、この弱小チームのくせに大型SHを抱えるというウケ狙いもあったようだが、その実は、SHであったその先輩がスタンドオフをやりたかったので、言うことを聞く私にSHをやらせたというだけのことであった。

 周知のとおり、スクラムハーフというのは、少なくとも日本では、小柄な選手が務めるのが相場である。デカくて上手い選手がザラにいる外国ならまだしも、カラダの大きさに劣る日本では小柄な選手がその素早さ、敏捷性を活かせるポジションとして、むしろ日本のお家芸と言わんばかりにチームの浮沈のカギを握る重要となっている。現にその先輩も160cmそこそこの身長で変幻自在に活躍していた。


 そこに、180cmを超える身長を持つ私が挑戦することになった。相手を摑む、味方を摑んで押す、押し込む、ということを続けてきた私は、下手をすると試合中ボールに触らないことすらあった。もちろんハンドリングスキルなぞ持ち合わせていない。なのに、試合中最もボールに触れる機会の多いスクラムハーフに…

 大丈夫だろうか???


 結果的には全く問題なかった。
 もちろん私のスキルが高かったからではない。あれ以来、試合をしていないからだ。


 正確に言おう。
 このチームに入ってから、15人制のラグビーの試合をしたことがない。


 15人も揃ったことが無いからだ。
 観戦&プレーで役に立つ! ラグビーのルール (SPORTS LEVEL UP BOOK) -
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