ご承知のとおり、ジャパンラグビートップリーグは「ジャパンラグビーリーグワン」と改称、再編して2022年1月から本シーズンが始まります。なぜこのタイミングで再編が必要だったのか、リーグ名称の変更が必要だったのか、プロ化への移行と挫折など紆余曲折あったのでしょうけれど、その意味合いは置いておくとして、私この「リーグワン」という名称は実は気に入っています!
もちろん、2019W杯日本大会で世界中を席巻し流行語にもなった「ONE TEAM」を踏まえたもので、その良い流れをうまく取り入れたなと感じました。オールド(「にわかではない」程度の意味)ファンにとっても「ONE FOR ALL,ALL FOR ONE」は『スクール☆ウォーズ』で(三銃士でも)お馴染みのワードですよね。
それにやはり「1(ONE)」には「唯一の」「独自の」「孤高の」など「トップ」につながる最上位性が感じられます。あまり知られていないかもしれませんが、日本の球技9競技12リーグの強化にあたる「日本トップリーグ連携機構」(会長:川淵三郎&名誉会長:森喜朗)なんて団体もあり、それに「ジャパンラグビートップリーグ」も参加しているということもあり、「トップリーグ」ではラグビーのリーグのことなのか、各競技の最上位リーグのことなのか、わかりにくい一面があったのも否めず、改称されたのかなとも拝察(邪推)しています。
いずれにせよ、「Jリーグ」「Bリーグ」「Vリーグ」などと並んで「リーグワン」って呼びやすくなったかなと思っていましたが、こうして書いている最中に、先駆けだったJリーグはさておき、バスケットの「B」、バレーボールの「V」はイメージしやすいよな、それに引き換え「ワン」じゃラグビーってわからないんじゃね?という疑問が出てきてしまいました。ラグビーの「R」もいいけどちょっと言いにくいかな。「リーグ1」という数字で書くとなぜ「1」?「15」のほうがラグビーっぽくね?という邪念がもたげてきましたが、いや、いいリーグ名ですよね、「リーグワン」。これまでのトップリーグ以上に応援し、盛り上げていきたいと思います。
ところで名称といえば、ラグビージャーナリストの大友信彦氏が「≪ラグビー新リーグのチーム名が長すぎる問題≫…」として取り上げています。
何度もこのブログで警鐘を鳴らしている(Nコムに文句を言っている)私としては、何を今さらという感じがしないでもなかったのですが、私より発信力があるのは間違いないので、このシンプルな疑問が各チームにも届くといいなと思いますね。ちなみに私の先見の明というか、2016年9月末の時点で「もしラグビートップリーグがプロリーグだったら」という記事で各チームのネーミングに触れていますので、そことも比較しながら進めたいと思います。
さて、本題の「ファンクラブオトク度調査」です。
毎年書いていますが、応援に欠かせないのが「ファンクラブ」の存在です。今回リーグ再編にあたり、ファンクラブも再編、新設したりしていますね。そもそも「ラグビーの試合をおトクに見たい!」という私の欲望のためだけに、この調査を実施しており、ついでに公表していました。各チームの本気度を確認するために前年との比較をしたりもしていましたが、今回はリーグ再編ということもあり、できるだけシンプルな目で見たいと思います。その後で各チームのファンクラブと今季のチーム自体にも触れていきますね。
あいかわらず前置きが長くなりました。ここからが本題です。
なお、これらはいずれも最も安価でベーシックなコースであり、この他にもさらにすてきな特典の付いた「ゴールド会員」や「プラチナ会員」もあります。特にレプリカジャージー等が付いてくるような最上位コースは定員数〆切になっているところも多いので、お急ぎください!
まずは「DIVISION 1」からです。入会おすすめ順に紹介しますね!
1.NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス 東京ベイ浦安
あいかわらず長い名前(涙)。その点では最下位です。これまでもただでさえ長かったのに、今回「東京ベイ浦安」なんて屋上屋を架すような真似を…。小生は5年も前に「間違っても『シャイニングアークス東京ベイ』とかにしてはいけません」と指摘しています。さすが。今でも全く同じ思いです。しかもそれに「浦安」なんて説明文を付けちゃって…
しかしながら、ファンクラブのオトク度だけは断トツNo.1です。
年会費800円でチケット1枚付き、しかもチケット割引も1,000円引きとすべての項目についてトップです。要るか要らないかわからないグッズが付くよりも、とにかく試合を見たいファンには絶好のファンクラブ。今年はファンタジスタ、イズラエル・フォラウが参戦。レイドローがゲイに好かれそうな顔なのが心配なくらいで、マストバイですね。
2.NTTドコモ レッドハリケーンズ大阪(関西在住者限定)
NTT関連は名前が長いのが難点ですね。ただ3,000円でチケット1枚と、各試合500円割引というのは十分オトクです。
なお、本年はどのチームもチケットプレゼントや割引は「ホストゲーム限定」となっているようです。ホームタウンの明確化が新リーグの目的の一つですし、文句を言う筋合いではありません。ですから、こちらのファンクラブは阪神地域にお住まいの方にはオススメ、ということになります。
強いて言えば、ケータイ会社だからか、ファンクラブサイトがケータイ仕様なのか、PCで見ると文字が大きすぎて読みにくい…。ぜひ確認して、ついでに入会してください。
注目は、普通はエルトン・ヤンチースなんでしょうけれど、私的には渋谷凪咲です!
3.コベルコ神戸スティーラーズ(関西在住者限定)
コベルコが余計だ、という私の心の声は届かなかったようですが、3,300円でチケット1枚とグッズが付くのはまあオトク。チケット割引が無いのは人気チームの強味でしょうか。アーロン・クルーデンとベン・スミスが日本で見られるんだもんなー。日本のファンだけでなく、世界中に注目されるチームです。
と思ったら、ベン・スミスが退団というニュースが飛び込んできました。残念。
4.リコーブラックラムズ東京
関東での上位はまずこちら。チケットなし、割引率不明というちょっと曖昧な部分はありますが、毎年入っている贔屓目で。開幕戦の販売を見ると割引額は500円のようですね。応援タオルはいいんですが、チーム名も入っていないようで、スローガンの造語「RAMOVE」だけ書いてあるのはよくわかりません。てゆっか、要らない。
このあと順番に出てきますが、3つある「東京」を名乗る(「東京ベイ」を含めると5つ)チームの1つ。しかし、東京23区内に本拠を構えるのはブラックラムズだけ。東京ならではのチームとして頑張ってほしいですね。
私のイチ押しだった小松大祐選手は引退してしまったので、応援温度は下がっていますが、ロトアヘア兄弟、ルーカス兄弟、過去には濱野兄弟など兄弟選手が多いのが不思議なチーム。手近なところで補強しているのではないかと疑っています。コリンボーク雷神のきょうだいとして獣神サンダーライガーか小倉ゆうこりんでも連れてきてほしいところです。
5.横浜キヤノンイーグルス
こちらもチケットなしですが、割引率10%。と言っても、メインA席で4,000円の席でも400円、自由席2,000円なら200円の割引とその額は大きくありません。でもブランケットがもらえるみたいだからいいか。よって5位としました。
何より残念なのは、「町田」を捨てたことです。町田が「神奈川県町田市」などと揶揄されても頑張っている中、チームグラウンドは町田市(東京都)に置いたままで、ホストタウンは「横浜市」(と大分市)にしてしまうなんて、町田の神奈川化をますます推し進めてしまうことになるのではないかと心配しています。野津田公園の町田市立陸上競技場に「ブルズ」を呼んだときは感動すら覚えたものですがね。
リアキ・モリに注目(私だけ?)なのはもちろんですが、新天地での活躍を期す梶村祐介にも期待していますし、何気にSPマレーが気になるんですよね。
6.静岡ブルーレヴズ
「レヴ」って流行のワードなんですかね?「rev」は回転数を上げる、とか調子を上げていく、みたいな意味があるようで、チームの元となったヤマハ発動機のブランドスローガン「Revs your Heart」から取ったのは間違いないところですね。
某百貨店の作った似非Second Life的な仮想空間も「REV」を使っているので、流行かとも思ったのですが、他で使っている感じはないですね。静岡繋がりとかあるんですかね。いずれにせよ、クラブチームならではのシンプルネームには好感が持てます。
さらに、「静岡から世界を魅了する、日本一のプロフェッショナルラグビークラブをつくる」というビジョンは素晴らしいものです。今回「リーグワン」に参加するチームの中で、「プロチーム」を名乗っているのはこのブルーレヴズだけかと思います。その取組みには賛同します。
が、如何せんメンバーがちょっとインパクトに欠けます。一昨年に清宮(父)監督が去り、先シーズンで五郎丸歩が引退し、大駒が足りません。一番のビッグネームがSH矢富というロートル(失礼)ではツラい。
割引もグッズもあるので、静岡県民の皆さんは必ず入会して応援しましょう。
7.クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
愛読者の方はご存じの、私の二押しであるスピアーズ。ラピースが日本代表のキャプテンに就任したこともあり、注目度も高まっています。
ただ、チケットもなし、グッズもなし、割引が500円。これでわりと上位にランクされる(関東4位)のはちょっと不満でもあります。
チーム名も「船橋・東京ベイ」と潔くない。せっかく私が「東京中央」と名付けてあげたのに、それを無下にしたのはよいとしても、リーグワン参加24チームの中で唯一「・(ナカグロ)」を使用したのはどっちつかずな感じでいただけません。船橋なんだから、ららぽーとのように堂々と「東京ベイ」を名乗ればいいのです。てゆっか、東京ベイで浦安と被ってるのは田舎臭くて痛い。好きなチームなだけに、厳しめに言っておきます。
また、なぜかファンクラブの会員を「隊員」と名付けているのも不明。ファンクラブが「スピアーズ応援隊」とかいう名前ならわかるのですが、何の説明もなくいきなり「隊員」。「会員規約」の中もすべてずっと「会員」と書いてあるのに、名称だけ「隊員」。なんだかなー。
ただ2019-2020シーズンで準優勝と躍進を遂げたメンバーは引き続き充実。マルコム・マークスをはじめ、ルアン・ボタ、ラブスカフニと充実のFW陣にヘル・ウヴェの加入。BKも井上、岡田のSHにバーナード・フォーリー、岸岡のWフライハーフ、立川にライアン・クロッティの両センター、合谷、金、ファンデンヒーハーのバックスリーと贔屓目無し(あり)の豪華ラインナップです。
8.NECグリーンロケッツ東葛
このあたりから、おすすめが怪しくなってきます。
一番の疑問は、「東葛って何?」ということでしょう。私のようなロートル世代は「南葛SC」を思い出しちゃいますけど、丸い方のフットボールのことは無視しますね。
これまではイマイチなウェブサイトでしたが、ちゃんとしたファンクラブサイトに生まれ変わりました。よいことです。素晴らしい。
ただ、年会費がリーグワン最高額の5,000円。これは高い。たしかに、スタジアムで使える2,000円分のクーポンがあるので、実質3,000円と言えなくもないですが、いつ入場制限が強化されるかもしれず、チケットが取れるかわからないこの状況では、やはり高いと言わざるを得ません。
しかしこのファンクラブ、一番の注目は年10万円のプラチナメンバー。なんとこのプラチナには、特典として「宇宙体験ツアー」なるものが付いてくるのです!
しかも10万円もするのに、内容は「未定」! 正確に言うと、「メンバー限定 ホームゲーム会場でのマル秘ツアー」。おー、東葛には宇宙があるらしい。さすが千葉。秘境の宝庫です。さらに注釈がふるってます。「※宇宙に行けるわけではありません。」「※昨今の情勢を鑑み、内容変更または中止になる場合がございます。」
10万円もするのに、内容がまったくない! 10万円もするのに、中止になるかも!
ちょっとヤバくないすか?
先日引退した愛しのヒギンボッサム(元豪州代表)がかつて所属し、かわいい後輩タッキーが主将を務めるチームだし、幼少のころから日電の工場の昼休みのサイレンを過ごして育った縁もあり、何とか応援したい気持ちはあるんだけど、田中史朗とレメキの加入くらいしか話題がなさそうだなー。あ、早稲田の横山もここにいたのね。相変わらず早稲田閥の強いことで…。
9.埼玉パナソニックワイルドナイツ
これは驚きました。太田(群馬県)を捨てるとは。
私は5年前に「太田熊谷ワイルドナイツ」と予想しました。やはりすぐ隣りですし、関東屈指のラグビーマッド地帯熊谷のファンを取り込むのはマストだろうと。ところが、パナソニックはその上を行きました。太田を捨てた。
いくら群馬が魅力度ランキングで44位だったからって、いくら群馬県知事が嫌いだからって、太田を捨てるとは思いませんでした。
まあ、そもそも太田は旧・三洋電機の牙城ですからね。愛着は無いのでしょう。熊谷に新しいクラブハウスも作ったようだし、埼玉県との密接な取り組みに期待します。ぜひ桑井亜乃ちゃんも加えてあげてください。
さて、肝腎のファンクラブの方ですが、これも人気チームの強味を発揮し、チケットおよび割引とも無しです。グッズ特典として保冷ポーチ付きランチトートが付くようですが、画像もないのでどれだけの代物かわかりません。これで年3,500円+手数料(何の?)300円というお高めの設定。
それにしても、日本代表クラスが目白押しの豪華ラインナップ。注目は慶応の丹治ですかね。それにしても、ヒーナンダニエルがまだ現役に名を連ねていてホッとしました。
10.東京サントリーサンゴリアス
相変わらず、上から目線のファンクラブな気がしてなりません。まあ、リーグ屈指の人気チームですから、いた仕方ない(笑)のでしょう。社員など関係者を除く一般ファンは、このチームが一番多そうな気がします。過去にはジョージ・グレーガンやジョージ・スミス、スカルク・バーガーにフーリー・デュプレア、マット・ギタウなど、昨年はボーデン・バレット、そして今年は「微笑みの貴公子」ダミアン・マッケンジーと世界のビッグネームを次々と連れてきているので、それもまた必然かと思います。
判官贔屓の私としては、正直あまり好きではなかったのですが、縁あって元主将と仲良くさせてもらってからだいぶ馴染みのあるチームになりました。
ただ、人気チームの宿命というか必然というか、チケットのサービスはまったくありません。人気のないチームなら無償で配ると思われるようなカレンダーが付いてくるきりです。
一方で、10万円のプレミアムメンバーシップはお気に入りのサイン入りジャージーなどプライスレスな特典が付くのがいいのか予定数売切?となり、ラグビーファンの上級国民ぶりを表していますね。
11.東芝ブレイブルーパス東京
東芝府中ブレイブルーパスでいいのになー、が第一印象。サントリー、リコーと「東京」が被るのわかっていたわけだし、サントリーは東芝を慮って「府中」は付けづらいでしょう。だからこそむしろ「府中」にこだわってほしかった。
リーチマイケルも徳永も梶川もピークを過ぎた感がありますが、このチームは大野均のように長命なFWに特徴がある(湯原、スマン)ので、まだまだ行けると思っています。小川も好きな選手の一人ではありますが、周りがついてこれていない印象なんですよね。意外性もあるんでしょうけど、コミュニケーションの問題のような気もします。
ファンクラブの景品のスポーツタオルも、ふつうのデザインでよかったです。以前入会したときは真っ赤なタオルに白抜きで「TOSHIBA」とロゴが入っていて、ラグビーファンではなく東芝の宣伝マンみたいになっちゃうので使えなかったんですよね。
12.トヨタヴェルブリッツ
先述した大友氏も首を傾げていましたが、この「トヨタは地名」という説明にはかなり無理があります。という部分で最下位にさせていただいちゃいました。
この潔くなさは、日本を代表する企業としてあるまじき態度だと思っています。「豊田ヴェルブリッツ」じゃカッコ悪い、と思ったのは仕方ないでしょう。私も同意します。ただ、みんなそれを受け入れているんです。「グリーンロケッツ東葛」とか「埼玉パナソニック」とか、カッコ悪くても受け入れてるんです。どうしてもいやなら名古屋でも愛知でも名乗ればいいんです。町田がこっぱずかしくて本拠地はそのままなのに横浜に名を変えたチームだってあるんですから。そもそも企業名を残すことは禁じられてないのですから「トヨタヴェルブリッツ豊田」でもいいじゃないですか。どうしても嫌なら、企業力(納税力)を生かして、市の名前を「トヨタ市」にしてもらえばいいんです。そうしたら、私も大友氏も何も言えなくなると思います。(何か言うけど)
さて、ファンクラブの方ですが、3,000円でチケット10%オフ、グッズも小さいけどピンバッジと及第点。と言いたいところですが、「入会金1,000円のところ、無料キャンペーン実施中」などといういやらしい記載。無料なら無料でいいじゃないですか。入会金取っているチームなんて他にありませんよ。それなのに、いかにも「今なら特別に無料にしてあげる」といった上から目線に嫌気がさします。
売り出し中の姫野とかさ、新戦力の2019チャンピオン南アのピーターステフ・デュトイとかさ、いい選手いるんだから、お願いしますよ。
ということで、例年どおりつらつら(だらだら)と書き連ねましたが、もちろん私はDiv2、Div3にも注目しています
しかしながら、遅筆のせいか書き始めたのは11月末だったのに、すでに12月も中旬。年末年始を挟んだらあっというまにリーグワン開幕という時期になっちゃいました。
ファンクラブに入るには時間が迫ってきましたので、取り急ぎここまででアップしちゃいます。Div2、3の方は追って報告できればと思います。
さて、リーグワン開幕、チケットは売れているようですが、盛り上がりますかね。
いや、盛り上げなきゃいけませんね。開幕の演出も楽しみにしています。
では、よいお年を!
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