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2017年11月08日

オーストラリア戦で見えた、日本代表の得点力

 11月4日、横浜国際陸上競技場(日産スタジアム)にてラグビー日本代表とオーストラリア代表がぶつかりました。はっきり言って、勝敗は戦う前から見えていましたが、何がどれだけ通用するのか、見てみたいところでした。

 敵は世界ランキング第3位。常にベストメンバーで、金星を与えるわけにはいかない存在。しかも先々週のオールブラックス撃破を含めてテストマッチ6連勝中。つい先日までラグビーチャンピオンシップ(南半球4カ国対抗)を終えたばかりで絶好調と言える状態でしょう。
 こちら日本代表はチャレンジャー、失うものは何もありません。2年後の本番に向けて、少しずつ積み上げていく途中です。
 そんな両者が戦っての「63-30」です。結果だけ見るとダブルスコア、新聞各紙に「完敗」、「大敗」と書かれても仕方ない数字だし、見ていたファンや専門家が言うように「ディフェンス、タックルが未熟」、「フィジカルに差が」あるのも事実でしょう。

 しかし、この試合、見ていてけっこう面白かったですよ。
 スクラムが通用するのかハラハラしたし、モールで押し込んでトライを奪うなど、オーストラリア相手にそれが見られるなんて夢のようです。新星・姫野の柔らかさもこれまでの日本代表のロックには見られなかった武器だし、途中退場となったもののヘル・ウヴェの力強さはジャパンに無くてはならないものになっています。また代わって入ったファンデルヴァルトもアグレッシブでいいですねぇ。初見だったのですが、とても気に入りました。怪我人の多いポジションに新戦力が現れたのは朗報ですね。
 リーチマイケルと布巻の両フランカーも泥臭いタックルをいくつも決めていました。特に布巻は対面のマイケル・フーパーへの対抗意識が強く見えました。そう大きくない体格ながら世界最高峰と言われるフランカーに負けない働きを見せていたのではないでしょうか。リーチはいつも働き者。神出鬼没で攻守に大活躍でした。
 マフィもアタックではキーマン。やはり近場を攻めるにはキープ力と推進力、ゲイン力のあるマフィは頼りになります。
 あえて苦言を呈すなら、フッカー堀江のノーバインドタックル
 いつもこれやるんだ。
 今回もこれでペナルティを取られて相手に先制点を与えてしまいました。

 バックスはよくわからないのですが、誰かが「田中はパナソニックのラグビーを、流はサントリーのラグビーをやってただけ」と酷評していましたが、なるほどそういう見方もあるのかと。今回は田中が早く退場してしまったので難しいけど、やはりリザーブのスクラムハーフにはペースチェンジというかテンポアップが求められるのではないかと思いますし、それは日和佐はたいへん上手かったと思います。流もそれを学んでくれないかな。もう背後には早稲田の斎藤が見えてきてるぞ。
 スタンドオフは久しぶりの松田ですが、無難に務めたものの、個人的にはちょっと物足りない感じ。まだまだ田村や小野コーセーの方が1枚も2枚も上か。怪我人も多く、複数のポジションができる選手が重宝されるのはわかるけどねえ。だったら(中村)リョウトを使え! と思いつつも、後半にレメキが退場してウイング不在になると、やはりその考えもむべなるかなと。
 立川はあんまり目立ってなかった気がします。もう少しがんばろう。ラファエレはイケメン枠としても必要な選手。もちろんプレーもいいですね。途中出場のテアウパもアグレッシブでよろしい。ポロポロ落としてたけど、アングルやタイミングは相手の裏をかいていて効果的でした。
 松島はもう、良くて当たり前。求められるレベルが高いのに、ちゃんとそれに応えるのがすばらしい。
 野口とレメキの両ウイングもよかった。が、それにしてもバックスリーは相手が悪い。サム・ケレヴィとクリンドラニの両センターにカートリー・ビールでしょ。試合前に飲酒運転で捕まえるしかないじゃん。(笑えない。ダジャレが、ではなくキャリアが、です)

 ということで、ざっくり眺めてみましたが、そんなに悲惨な負け方なのかというと、そんなことはないと思うのです。
 日本代表の試合とした最高の4万人以上の大観衆が詰めかけ、選手の気合いもバッチリだったと思うのです。その結果が、「30得点」という数字に表れていると思います。メディアはつい「63失点」、「33点差」、「ダブルスコア」、「10失トライ」とネガティブなところばかり捉えがちですが、次のようなデータもあるのです。

 オーストラリアの最近6試合を見てみると、
10/28 31-28 バーバリアンズ
10/21 23-18 ニュージーランド
10/7 37-20 アルゼンチン
9/30 27-27 南アフリカ
9/16 45-20 アルゼンチン
9/9 23-23 南アフリカ

 つまり、これらの強豪に対しても最大28点しか取られていないのです。
このチームを相手に30点取ったのですよ。このことに限っては誇ってもいいと思うのです。
※ちなみに、このさらに前の試合では、ニュージーランドに29-35で敗れています。

 じゃあオーストラリアが日本相手に手を抜いていたかというと、必ずしもそうとは言えないと思います。だって、日本ごときにトライを取られるとか、世界中に発信されますからね、恥ずかしいというか、下手なことできません。
今回の会場である横浜国際陸上競技場は、来たる2019ラグビーW杯日本大会の準決勝および決勝戦の会場です。つまり、彼らはその下見に、経験をしに来たのです。言わば、W杯の予行演習です。だからこそ、格下の日本相手にもメンバーを落とさず、リザーブもきっちり使い、横浜の芝を、土を、体験させたのです。そんな彼らが手を抜くとは思えません。

 そんなオーストラリアを相手に30点も取ったのです。
 素晴らしい攻撃力と言ってもいいでしょう。

 ディフェンスを整備するのには時間がかかります。ですから、長い目で見ましょう。
 これは、私も今年の夏に(やっと)気付いたのですが、アタックは敵がいなくても練習できます。
 しかし、ディフェンスはアタックする人がいないと練習できないのです。こう攻めてきたらこう守ろう、なんて妄想してても全然練習にならないのです。どんなに妄想が得意な私でも、練習にはなりえません。
 練習に集まるのが5人では、アタックしかやらないのは当たり前です。
 ディフェンスも練習するなら、10人集まらないと、ちゃんとしたディフェンスはできないのです!

 当たり前のことを力説してしまいました。


 10人集まって練習できるのはいつになるでしょうかねぇ。








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2016年09月02日

トップリーグ開幕節、入場者数が少ないじゃん!

さあ、いよいよジャパンラグビートップリーグ2016-2017が開幕しました。

個人的にも開幕戦である「パナソニックワイルドナイツvsヤマハ発動機ジュビロ」を観戦でき、うれしく思っています。

2016-08-26 19.05.09.jpg

しかしその当日、秩父宮ラグビー場で見た風景は、ちょっと寂しいものでした。

端的にいうと言うと、入場者数が少ないのです。



昨年のラグビーW杯での日本代表の活躍以来、メディアでの取り上げ方、一般の方への認知度は格段に大きくなっています。そして、そこにセブンズ日本代表のリオ五輪での大活躍です。世界最強(ユニオンでだけど)のニュージーランドを撃破し、IRB主要8カ国(ユニオンでだけど)の強豪フランスをも逆転で下して勝利し、メダル獲得こそならなかったものの、見事に世界4位という成績を上げました。

ワールドカップでの盛り上がりを一過性のブームに終わらせることなく、オリンピックにおいてもジャイアントキリングや4位入賞というすばらしい成果で、「ラグビー日本代表、すごい!」ということを世間に印象付けました。



ところが、それを集客につなげられないでいます。

今回のトップリーグにおける入場者数のことを取り上げているメディアが皆無?といっても過言ではないくらい、見当たりません。ワールドカップ、リオ五輪の成果に(一時的にせよ)満足してしまい、危機感が足りないのではないかと思ってしまいます。


開幕節の入場者数を見てみると、下表のとおりとなっています。

20160827_入場者数.jpg

入場客数10,000人を超した試合が一つもないというのは、かなり危険な兆候ではないでしょうか。



と思うのですが、ちょっと過去のシーズン開幕節での入場者数10,000人を超えた試合を調べてみました。


1万人集客実績.jpg



意外?なことに、過去13シーズンで14試合しかないんですね。

組み合わせは気にしないでください。1日2試合ある会場は、第2試合のチーム名を記載してあります。

でも、これを見る限り、コンスタントに10,000〜15,000人くらいは集める潜在能力はあるわけですよ。トップリーグ開幕の2003年は特別だとしても、その後特に昨年まではブームらしいブームがあったわけではありませんから、普通にそれくらいの人数を集める能力というか魅力は有しているわけです。



そんな中、昨年のワールドカップの盛り上がりで、それでも10,000人をちょっと超える人数しか集められなかったとなれば、そりゃあ田中(史朗/パナソニック)じゃなくともガックリきちゃいますよねえ。ガックリどころか、田中は昨年の開幕戦での観客数の少なさに、涙ながらに、いや怒りとともにその集客努力の不足を嘆き、それがファンへの波へとつながり、日本協会を動かしたりしましたが、喉元過ぎれば熱さ忘れるとはこのことでしょうか、今年はちょっとどうしたのかと思ってしまいます。天気は仕方ないとしても、「観客を増やそう!」「ラグビーファンを増やそう!」という動きがあまりよく見えないのです。



そう言えば、ファンサービスなのですかね、トップリーグの会場にゴジラが登場します。


ゴジラスクラム

http://rugbynewsunion.blog.jp/archives/9951697.html

http://rugbynewsunion.blog.jp/archives/9951697.html

これもちょっとピントがずれているように感じられて仕方ないのです。

たしか昨年の秋からゴジラとのタイアップというか、ラグビー応援キャラクターに就任という形でイベントをおこなっています。今年の新作映画「シン・ゴジラ」の盛況を見ると、先見の明と言えなくもないのですが、だったらそれならそうと「シン・ゴジラ」らしさを前面に出して、庵野秀明総監督や樋口真嗣監督、あるいは俳優の長谷川博己竹野内豊石原さとみらを呼ぶとか、まあお金の問題なんでしょうけど、ベタでやるならパネルで対応したり、ウェブやSNSやお金のあんまりかからないその他の新しい技術で、もっともっと「らしさ」を演出しようがあるのではないかと思うんですね。今のところ、昭和のゴジラ、あるいは平成初期の小高恵美のゴジラから脱せていないように見えるのです。

悲しげだね [7 Inch EP][LP Record] - あすか組
悲しげだね  - あすか組




またしても余計なことを書き連ねましたが、今シーズンのトップリーグの集客が心配なのです。

私たち一般のラグビーファンは、できるだけ多くの友人知人をスタジアムに連れていき、楽しませる。そしてそれをシェアして、その輪を拡げていくしかありません。



スタジアムのオーロラビジョン?(電光掲示板)ももっと活用すればいいのに、と思いますけど、

これはゴジラに出てくる怪獣ではありませんからね!

イタリア代表 Martin Castrogiovanni





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posted by 代表 at 13:00 | Comment(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月29日

日本のバックスリーはコマ不足なの?


スコットランド2連戦、負けてしまいましたね。

見どころの多い惜敗だっただけに、疑問点も浮かんできました。

私以外にも気になった方は多いのではないでしょうか。


それは、なぜウイングが笹倉康誉(パナソニック)、マレ・サウ(ヤマハ)なのか?、なぜフルバックが松田力也(帝京大)なのか?ということです。



いや、起用方法に 難癖を付けたいわけではないのです。

セレクションには一定の基準があったのだと思いますし、特に今回はヘッドコーチ(ジェイミー・ジョセフ)不在の中で進められたということなので、代理指揮官(マーク・ハメット)が選手を把握できていないとか起用方法が難しかったことは想像できます。

私が不思議に思ったのは、そうは言っても、なぜ本来プレーしていないポジションで起用するのかということでした。しかも、何人も。もっと言えば、バックスリーはそんなに人材不足なのか?という疑問でした。



これは少し前、スーパーラグビーのサンウルブズが結成された時にも感じたことでした。

昨年のW杯でも活躍した山田章仁(パナソニック)が参加するのは心強かったし、期待通りに活躍してくれたのですが、もう片方が笹倉だったのは意外でした。彼はフルバックだとばかり思っていたからです。五郎丸歩がレッズに行った穴を埋めるのが、トップリーグ優勝チーム・パナソニックの正フルバックである笹倉が務めるのが自然なことと思われました。

しかし、その疑問はすぐに解けました。

リアン・フィルヨーン(元NTTドコモ)の存在です。彼のスーパーラグビーの経験や実力、そしてその後の結果を見ても、彼が正フルバックになるのは納得ができました。だから笹倉は控えに甘んじるしかないのか、と。

ところがウイングで起用される。

もちろん、能力はあるので対応できるでしょう。さらに、笹倉がやらなければ、あとは外国人選手が起用されてしまう。日本のウイングって、他に人材がいないんだっけ?

これがサンウルブズを見た時の驚きでした。

しかし、これは契約の問題とか、自らのチームとスーパーラグビーへの参加両立の問題とか、いろいろあるので参加していないメンバーもいるので、致し方ないのだと理解はできました。



しかし、今回は「日本代表」です。

日本のすべての選手を見渡して、ウイングやフルバックは、それほど人材不足なのでしょうか?



かつては、トライ数の世界記録を持つ大畑大介や世界選抜にも選ばれた吉田義人などのスピードスターや、昨年の大野均ちゃんに抜かれるまで代表最多キャップホルダーだった小野澤宏時など、ウイングは日本代表にとってお家芸とも言える有力な武器だったと思います。

またフルバックは松田努立川剛士栗原徹など多くのキャップを持つ選手がいることを考えると、割と息が長いというか、固定されがちなポジションなのですね。エディ・ジャパンでも五郎丸歩4年間を通じて務めてきました。でも逆に言うと、表には出てきていない埋もれている逸材が多くいると考えることもできそうです。



1試合目には出場した松島幸太朗や、カーン・ヘスケスのように、負傷で出られなかった選手もいました。

そしてこのポジションはランナーが多いので、リオ五輪の代表候補となり、7人制の方に参加していた選手もいました。具体的には、山田章仁、藤田慶和(パナソニック)、福岡堅樹(パナソニック)といったW杯組と、松井千士(同志社大)、彦坂匡克(トヨタ自動車)、豊島翔平(東芝)らです。これは仕方ないでしょう。日本でも有数のウイングプレーヤーがそちらに回っているのは否めません。



しかし、それでもまだ、いるでしょう、専門家が。

笹倉はフルバックで見たいし、マレ・サウはセンターで見たい。松田力也はスタンドオフかセンターで見たいのです。松田なんかこの春初キャップで、このスコットランド戦2試合目が初スタメン。それをほとんど経験のないフルバックでやらせるなんて、どんなお仕置きでしょう。まだ大学4年で経験値が少なすぎる。狙われて当然です。南半球の国々では二十歳そこそこでスーパーラグビーや代表で大活躍している選手も多いですが、才能はまだしも環境が違いすぎます。今の帝京大学は、大学ラグビー界では群を抜いた強さなので、本気で戦える試合は日本選手権でトップリーグのチームと当たるその試合だけと言っても過言ではないくらいです。したがって、4年間で4試合しかシビアな試合を経験できないのです。



話が逸れました。

言いたいのは、フルバックで使うなら、重一生(帝京大)を連れてこいということ(笑)

もちろん、サイズが足りないのはわかっています。

彼のプレーは見ていて楽しいですよ。

またしても主観が入ってしまいました。



もうちょっとリアルにいきましょうか。

ここ23年の間に代表に呼ばれたことのある選手を挙げてみると、児玉健太郎(パナソニック)、山下一(豊田自動織機)、竹中祥NEC)、石井魁(東海大)など。徐吉嶺(豊田自動織機)もかな。

長友泰憲(サントリー)は入ってこないと思います。

いや、長友選手に罪はありません。私たちの支援者に、彼にアモーレな人がいるのでふざけただけです。

サントリーといえば、昨季のトップリーグでトライ王になった江見翔太(サントリー)もいますね。山下楽平(神戸製鋼)はケガが癒えないのかな。その他にも帝京大の両翼、尾崎晟也竹山晃暉も楽しみです。


フルバックはそれこそ笹倉がいるし、その他にも森谷圭介(パナソニック)いいですね。

私のイチ押しは重一生ですけど!

でもリオ組が戻れば、藤田、羽野一志NTTコム)、橋野皓介(キヤノン)がいるし、松島も戻ってくるでしょう。

でも、正面健司(神戸製鋼)はないなー。

いや、正面選手に罪はありません。私たちの支援者に、正面を背後から抱きしめようとしている人がいるのでふざけただけです。



一つだけ言えるのは、五郎丸歩はもう戻ってきません。(たぶん)

W杯について言えば、昨年がピークだったでしょう。次回2019年は33歳かな。年齢だけで言えばまだまだやれる当然ですが、上記のような若い力も台頭しています。

なにより、五郎丸歩自身、レッズはまだしも、トゥーロンへの加入を決めました。トゥーロンは「銀河系軍団」とも言われるスター選手の巣窟です。同じポジションには世界最高のフルバックとの呼び声も高いリー・ハーフペニー(アイルランド)がいます。ハーフペニーはキッカーとしても優れており、五郎丸歩が上回っていると言い切れる部分はありません。強いて言えば、ジョニー・ウィルキンソン(元イングランド代表で現在トゥーロンのコーチ)譲りのプレースキックのルーティーンですが、これもクエイド・クーパー(オーストラリア)という強烈な個性的なキッカーがいます。

彼のポーズの方が絶対おもしろいです。


つまり、トゥーロンでの五郎丸歩の出番は限りなく少なくなると思われます。

これは彼も承知の上でしょう。

それでも、行く価値があると考えたのです。

世界最高と言われるチームに入って、得られるものがあると考えたのです。

たとえ出番が減ろうとも。

それで試合勘が鈍ろうとも。

だんだんスキルが落ちるとしても。

だんだん体力が落ちるとしても。



もちろん、そうならないように努めることでしょう。

ただ、確実に歳はとります。

そこで得た経験を、3年後、発揮できる状態にあるか、力がついたのか、それはその時になって見ないとわかりません。

しかし、そんな状態の五郎丸歩なら、松島を始め若い力が追い越してくれることを期待したいのです。



というわけで、日本のバックスリーに人材が不足しているとは思いません。

もちろん、役割が大きく違わないので対応できることも多いでしょうし、変えてみた結果、思わぬ適性を発見できることもあると思います。立川理道のセンターのように。

しかし、私はスピードのあるウイングを見たいのです。走り勝つスピードスターを楽しみにしています


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posted by 代表 at 10:20 | Comment(2) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月04日

女子セブンズ東京大会、第1日目

久々の秩父宮です。

今日は午後から少し時間があったので、「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2016」第3戦東京大会の第1日目をちょっとだけ見てきました。


本当は、午前の用事が早く終われば府中で行われているサントリーサンゴリアスvsクボタスピアーズの練習試合を見たかったのですが、やはりちょっと距離があるので、どうしても間に合わず、昨日ふと思い出した「セブンズ」を見に行くことにしたのです。

ちょうど、来週の運動会で履くソックスが欲しかったこともありましたし。カンタベリーショップも寄りたかったのです。

でも運動会では黄組なのでサンゴリアスのジャージーも欲しかったです!

サントリー サンゴリアス レプリカユニフォーム BPZ93/S94871 (S) -
サントリー サンゴリアス レプリカユニフォーム BPZ93/S94871 (S) -

T選手、明日か明後日、貸してくれないかなー(ウソ)



さて、そのセブンズですが、思いつきで行っただけあってほぼ思惑は無かったのですが、とりあえずメインスタンドで見ることにしました。やはり芝のグラウンドを見るとうれしくなりますね。

ほとんどの方はご承知でしょうが、我がラグビー部員は未経験者も多いため改めて記しますが、セブンズ(7人制ラグビー)は、いわゆる普通のラグビー(15人制)と同じ広さのグラウンドで戦います。同じ広さを半分以下の7人で戦うわけですから、どうなるかわかりますよね。

かつて私たちのラグビー部も、やはり15人もメンバーを集めるのはたいへんだから、7人制ラグビーのチームにしようか、という話が持ち上がったことがあるのですが、ちょっとわかっているメンバーから「バカやろう、殺す気か!」と一喝され、断念した覚えがあります。そう、7人制の方が運動量が多く、断然キツイのです。



さて、しばらく気付かなかったのですが、ふと右前方のちょっと離れたところに、私の大好きな桑井亜乃選手(アルカスクイーン熊谷)がいました!

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盗撮じゃん!(涙)


男子ラグビー選手には、オジサンならではの図々しさで、けっこう一緒に写真撮ってもらったり、握手してもらったりできるのですが、女子選手ともなるとそうもいきません。近づくだけで変態扱いされそうだし、もちろん試合に出ていないとはいえ大会参加中ですので、なかなか声をかけるどころか、遠くから見守るより仕方ないのです。


桑井さん、試合の時はタマネギ頭なのですが、そうでないときはロングヘアーの美人さんです。

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試合の映像を見ているとプロフィールどおり172cm、XXkgということでかなり大きくがっしりした感じに見えるのですが、今日なんかはスタンドで見ると、足はすらっと引き締まり、スマートで、思わず見とれてしまいました。

彼女とは同じ百貨店人(桑井さんは熊谷にある八木橋に勤務されています)として共通の話題もありますから、なんとかお近づきになりたいのですが

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そうして見ているうちに(もちろん試合を、です!)だんだん注目選手を思い出してきました。

まずはラガール7の平野優芽選手。昨年のこの大会では当時高校1年生ながらMVPに選出された。

そういえば、俺、昨年もこの大会を見に来てたな!

http://rugby-rp.com/news.asp?idx=108010&page=1

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なにしろ細い、まだ子供のような体型で、スピードはあるものの筋肉量が絶対的に足りない感じです。ですからディフェンスが課題でしょうか。私に言われたくないでしょうけれど。



動きがよかったのは、追手門学院大学女子ラグビー部の福島わさな選手

ウワサは聞いていましたが、評判通りの活躍を見せていましたね。なんかラグビーをわかっている感じと言ったらいいのでしょうか。ラグビーをわかっていない私が言うのもなんですが。さすが元神戸製鋼の後藤翔太監督率いるチームですね。彼が監督就任後、順調に力を付けてきているように感じますね。力の無い私が言うのもなんですが。

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私たちのチームは、後藤翔太さんとは縁が深く、彼が学生時代、おそらく夏合宿前の息抜き的にビーチラグビー(当時はビーチフットボール)大会に参加していたのでしょう、平塚の会場にいるのを見たことがあります。

彼は既にワセダのスクラムハーフとして名を馳せていましたが、ラグビー界に関係の薄い我がラグビー部には(私以外には)その名は届いておりませんでした。我々が予定通り午後2時くらいに第2試合を終えて帰途につく際、記念写真を撮ろうとしたのですが、なにを血迷ったか、うちのメンバーの一人が、近くに腰掛けていた後藤選手に「シャッターを押してください」と声をかけようとしたのです。

彼は学生、我々は大人。しかも後輩(面識は無く、同窓というだけ)。一般常識的にはシャッターくらいお願いしてもかまわないのですし、彼もきっと快く受けてくれたことだろうと想像されます。しかし、いちおうその後には日本代表にも選ばれるような著名かつ人気選手です。有名だという自覚ももちろんあったでしょう。一緒に写真を撮ってくださいと頼まれることも多かったでしょう。しかし、無知な人間が、「その辺にいたからお願いしてみる」的な屈辱を彼に与えてはいけないと判断した私は、「バカ野郎、やめとけ!」とすんでのところで回避しました。逆に言うと、この屈辱を味わわせることがなかったからこそ、彼のその後の成長、すなわちトップリーガーから日本代表、そして指導者へと続く道につながったのだと信じて疑いません。



余談が長くなりました。

秩父宮に話を戻しますが、夕方になると、試合を終えた選手たちがスタンドにやってくるようになりました。女子たちがシャワーを浴びた後、いい匂いを漂わせて、無邪気にはしゃいでいる様子は微笑ましいのですが、その匂いを嗅いで喜んでいる(わけではないけれど)オジサンが横にいるのを悟られないようにするのも一苦労でした。最近では電車でも女性の匂いを嗅ぐだけで"痴漢"で捕まるという「体に触らない痴漢」が議論されるような時代なので、もうどこにいていいものやらって感じになってしまいました。



ちなみに本日座っていたのはメインスタンドのちょうどセンターラインの脇。めちゃめちゃ良い席です。

こんな席が無料だなんて!


ちなみに本日の観客席です。

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公式入場者数は未発表のようですが、これでは商業化は難しいですよね。



でもなんだかんだ言って、

私、女子セブンズ、けっこう見に来てるんですよ!

純粋に応援しているのです。

匂いを嗅ぎに来ているわけではありません。絶対に。

東風吹かば 菅家四代記 -
東風吹かば 菅家四代記 -




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2016年04月23日

サンウルブズはおもしろいチームです。



サンウルブズはおもしろいぞ。


 今シーズンのスーパーラグビーが開幕してから、けっこう見ているにも関わらず、それについて講評することは控えてきました。チーム戦略や試合内容、プレーの善し悪しについてはプロの解説やライターによる記事を見ていればよく、私が口を挟む余地はないからです。私が口を出したいのは、サンウルブズをはじめとしたこの「スーパーラグビー」がおもしろいということです。



 サンウルブズはなかなか勝てないでおりますが、これは想定内ですよね。

 願望はともかく、2戦目チーターズと1点差、4戦目ブルズと3点差、5戦目vsキングスと5点差と接戦を演じたため、期待が想定以上に膨らんでしまったに過ぎません。全敗しても仕方ないくらいに考えていたのが、思いもかけずに善戦したものですから、ファンに欲が出るのも仕方ありません。

 でも、選手契約が遅れ、ヘッドコーチの選定が遅れ、練習開始が遅れ、練習時間も少ない中ではじまったことをちゃんと覚えている人なら、この世界最強リーグではそんな準備で勝てっこないのはわかっているはずです。相手は昨年のワールドカップで1位から4位を独占した南半球勢ですよ? そう甘くはありません。実際、6戦目のカンファレンストップのストーマーズには27点差の完敗、さらに先週7戦目のチーターズ戦では92点というスーパーラグビー史上2番目の大量失点で惨敗してしまいました。

 でも、選手の皆さんの頑張りが伝わってくると、どうしても都合よく「歴史的初勝利へ!」とか「次こそ勝利を」などとマスコミさんも煽ってしまうのですが、せめてちゃんと次の対戦相手を見てから言ってほしいものです。


 もちろん、私も毎週毎週サンウルブズの勝利を願いながら観戦しています。しかし、普通のファンの皆さんとはちょっと違うところに目が行っているかもしれません。

 一番違うのは、このチームを日本代表の強化につなげる、という視点を“持っていない”ところだと思います。この見方は、本質的には間違っているでしょう。日本協会でさえ、「強化の一環」だと明言しているわけですから。でも、いまこの「強化の一環としてのサンウルブズ」を見ている方は、大きなストレスを抱えているに違いありません。

 ◎昨年のワールドカップで活躍した選手があまりいない
 ◎2019年のW杯日本大会を見越したセレクションとも思えない
 ◎有望な若手が入っていない
 ◎外国人が多すぎる
 ◎せめて日本代表になる条件に合う人にしてほしい
 ◎日本代表とヘッドコーチが異なる 等々……。

 しかし、そんな不満だらけの視線で、こんなに楽しい試合の数々を見ていてはもったいないです。とても素晴らしく献身的で、頼りになる連中なのですから。


 いまサンウルブズにもっともフィットしているのは不動のフルバック、リアン・フィルヨーン選手であることは論を俟たないと思いますが、彼は南ア代表に選ばれながらもノンキャップ(試合には出ていない)という微妙な選手です。


こういうキャリアの持ち主が日本代表になる資格を有しているのかどうかを想像するだけでも楽しくなってきます。


 またフォワードで最も頼りになる選手の一人に、バックローのエドワード・カーク選手がいます。現地の表記だと“エディ・カーク”なんて書かれているようです。


(C)JSRA


彼はもともと金髪なので気づきにくいですが、ヒゲをサンウルブズカラーのオレンジ色に染めています。こういうロイヤリティ溢れる選手は大好きです。しかも見かけによらず、まだ24歳と若く、しかもスーパーラグビーではレッズに5シーズンほど在籍するなど経験は豊富なのにも関わらず、国レベルではオーストラリアのU20代表経験のみなので、3年以上の日本国内居住の条件さえ満たせば日本代表入りも望めるナイスガイです。

 その際はぜひ、大江戸格之進と改名することをお勧めします。



 あと気になるのはやはりバックローのリアキ・モリ選手ですね。長い髪をなびかせ(羨ましいわけではない)、縦横無尽に走り回る姿はまさに「モンスター」。彼もU20のニュージーランド代表経験があるだけなので、居住条件さえ満たせば日本代表になりえます。

 これも私が命名します。

「森利秋」。

なんか薩摩示現流の達人みたいでよくないですか?

チェストォォーー!!!とか言ってね。

彼はMoliの森、そしてフッカーの森太志(東芝)はMori。紛らわしくていいですね!
どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー -





 さらにこじつけると、安藤泰洋(トヨタ)が追加招集されたことで紛らわしくなってきました。

誰と? ですって?

もちろんアンドリュー・デュル太郎(デュルタロ)です。

彼は先のワールドカップでもアメリカ代表として出場しているので、日本代表に入ることは不可能ですが、日本の白鴎大学卒でこの名前ですからね。




 こんなくだらない楽しみ方をしているところに、サンウルブズの初勝利という朗報が届きました。

 サンウルブズと同じく今年からスーパーラグビーに参戦したジャガーズ(アルゼンチン)からというのも想定内と言えるでしょうね。ですから、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリアの従来からのチームから勝ったわけではないので、まだまだこれからとは思いますが、何よりうれしい1勝であることは間違いありません。

 ますます目が離せなくなってきましたね!



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posted by 代表 at 23:55 | Comment(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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