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2017年08月13日

ビーチラグビー2017関東大会。 若手が大活躍!

 今年は勝てるぞ!

 そう息巻く周囲の声とうらはらに、私自身は確信を持てずにいた。
 それも仕方のないことであろう。もう20年以上も勝利の女神から見放されているのだから。いくら「勝利の女神とお友達」(by獣神サンダー・ライガー)と言えども、練習しなそう簡単に微笑んではくれない。
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 確かに、今年は勝てると言えるだけの根拠はある。花園で全国優勝の経験がある清家をはじめ、全国大学選手権8連覇を果たしている帝京大学(の付属高校)で鳴らしたクイウチ松村、あまりの欠席ぶりに野球部を除名寸前の快速ランナー松島など、有望な新入部員に恵まれたからだ。
 これらの戦力と例年以上に回数を重ねた練習をもって、勝つ自信が芽生えてきたのであろう。理解はできる。私のようなロートル・フォワードが出場しなければ、まんざら不可能ではないとも思える。

 しかし。
 しかし。

 しかしながら、この想像力のたくましい私をもってしても、我々が勝つシーンをイメージできないのである。PSの林さんと「一線は越えていません」的な妄想はいくらでも浮かんでくるのに、我々がビーチラグビーで勝利している絵がビジュアルとしてイメージできないのである。一昨年の「幻のトライ」では、確かに私は左手でカメラを構えながら、右手でガッツポーズしていた。あの感覚か。

 もしかしたら、私は勝ちたくないのではないか?
 心のどこかで「まだ一度も勝てていない」というのをネタにし続けたいのではないか?
 これはセコムラガッツの山賀敦之(現総監督)と相通ずるものがあるかもしれない。朝霞西高→帝京大→セコムで東日本社会人→トップリーグ→トップイーストという彼の長いキャリアの中で「公式戦ノートライ」というのが一つのネタになっている。それと同様に、「20年以上勝利なし」という自虐ネタになってはいないだろうか?


 いや、そんなことはない。
 完全に否定する。
 なんで休みの日に家族もほっぽり出して、約2時間もかけて朝7時に(今年は寝坊して8時)平塚くんだりまで来ているのか。
 それは仲間と楽しむため。
 仲間の楽しそうな顔を眺めるため。
 勝って喜ぶ顔を記録するためである。

 私は勝ちたくないのではない。
 毎年言っているように、私が心配しているのは「焼肉の予約」だけなのだ。1試合目に勝つと2試合目の試合時間が早まってしまう。すなわち、試合後に予定されている打ち上げ=「焼肉」まで時間が空きすぎてしまうのが困るのだ。

 なぜ困るのか?
 その空いた時間に何をするのか。
 みんなヒマを持て余していないか。
 その間にお腹がすいちゃってなんかつまんじゃうのではないか。
 もう一つ二つ、イベントを考えなければいけないのではないか。
 そんなふうにいろんなことに頭を巡らしてしまうのである。

 しかし、それも杞憂に終わる。
 みんな試合では全力を尽くしたし、試合と試合の間には勝手に海水浴を楽しんだり、惰眠をむさぼったり、飲酒したり焼き鳥食ったり、まあ好き勝手なことをやりはじめたのだ。

海水浴.jpg

水遊び.JPG

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 そりゃそうだ。それでいい。
 子供じゃないんだ。好きなことやるよな。
 次の試合までに戻ってくれば、骨折と肉離れと胃腸炎にだけ気を付けてくれれば、何をやっていたっていいのである。



 そうそう、骨折と肉離れと胃腸炎で思い出したが、話は戻るが、当日早朝に新井から連絡が入る。前日、肉離れと胃腸炎で参加できないと言っていたが、「平塚の海に呼ばれた気がした」との名言をつぶやき、試合には出られないと言いながらも、誰よりも早く集合場所に到着した。
 焼肉の予約人数を減らすのを忘れていた私は、そのままでよさそうなので胸をなでおろした。


 ということで、去る7月29日、恒例のビーチラグビー関東大会に参戦してきた。(前置き長っ!)
 朝9時30分、迎えた1試合目は私の予想(期待?)に反した好ゲーム。一進一退の攻防が続き、どちらもなかなか点が入らない。そんな中、前半終了間際、初めての試合で完全にバテている松村の頭上を越える前パスで先制される。が、コンバージョンは清家が防ぎ、0-3でハーフタイム。
 前半の動画はこちら(途中から)。松村の顔が真っ青だ。
 
後半、いい感じで攻撃が続くも、渾身の前パスがインコンプリート。相手のリスタートが早く、反撃を許し、またしても3点を献上。エキストラポイントも加わり0-7。

 この苦戦を見るに見かねた新井が、体調不良を押して出場! だが気負いすぎてファーストタッチはノックオンのミス。しかしここから勢いがついたのも確か。インパクトプレーヤーとしてのよい働きをしている。そして後半6分、自陣まで攻め込まれていたものの、相手のミスで得た反則からタイミングよく快足松島がディフェンスの裏へ走り込み、清家が完璧なタイミングでロングショット。美しい形で1トライを返した。エキストラポイントも決め、4-7。残り時間もなく、このまま試合終了。


 いい試合だった。
 敵との力はほぼ拮抗しており、惜しいシーンが何度もあった。惜しくはあったが、皆悔いはなかったと見受けられた。例年のことだが、1試合目の苦しさは尋常ではない。初参加ともなればなおさらだ。その苦しさ、暑さ、そして1トライを取れたという若干の満足感。悔いるほど努力したとは言えない練習量。
 残念ながら、皆は私の目論見を覆すことはできなかった。
 2試合目は11時だ。私の読み通り、2時には焼肉に行ける。


 ところで、例年参加してもらっているOBの松野さんだが、なんと今年は自社で新チームを立ち上げ、独自に参加することになった。しかし、結果から言うと4名しか集まらず、しかも新入社員を除く3名は昨年まで我々のチームに参加してくれていたメンバーである。4名しかいないので、我々が手伝わなければ成り立たないことも含め、彼らには申し訳ないが、私としては我々の「Bチーム」という認識であった。(読み進めていただければわかるが、これは「言い訳の伏線」である。)ただ、小さいながらも自チームを作り、メンバーを集めることに心を砕いてきたということにはリスペクトする参加者を集めることのたいへんさを共有できる、私の理解者でもあるからだ。

 まあ、そんなことはさておき、第2試合の前に木村君をはじめとするその「Bチーム」のメンバーが合流。我々の2試合目には彼らに入ってもらい、彼らの1試合目には我々が入るということで協力することになった。
 ※もしかしたら、2チームにまたがっての登録は認められていないかもしれない。強豪チームではないので許してほしい。
 さっそくの練習風景。

 この短時間でチームワークはまだしも「連携」や「サインプレー」を仕込むのは難しいので、まずディフェンスに参加してもらう。
 今年は我々も7人(私を除く)参加であったが、10人揃うとディフェンスの練習もできるのがうれしい。当たり前のことだが、アタック練習はディフェンスがいなくてもできるが、ディフェンス練習はアタックがいないとできないのである。これまでの我々の朝練は4名程度(私を除く)であり、アタックはできてもディフェンス練習はできなかった。


 さて、第2試合目。
 開始2分、敵が左ポイントから右へとオープンに展開。ディフェンスが重なって1人あまり、トライされる。トイメンではなく、ボールキャリアーを追ってしまい、ディフェンスがずれたのが原因か。0-3。
 さらに前半4分、前パスでゲインされた後、ディフェンスが下がり切れないところを突かれ、左ライン際へのロングパスが決まり、トライを失う。0-6。敵はリスタートが早い。しっかりシステマティックに練習している証拠である。
 前半6分、反撃のチャンスが訪れる。山本のスナップオフから倉科、清家と敵を引き付けながらの短いパスをつなぎ、右ウイングの位置にいた栗林君が縦に突破。しかし相手フルバックに突き飛ばされ、タッチに押し出されてしまった。惜しくも前半終了。
 後半も特にいいところなく、さらに1トライを追加され、0-9での敗戦となった。
 てゆっか、途中まで動画取り忘れた!
 ごめんなさい。


 さらに謝らなくてはいけないことが発生!
 3試合目はもともとBチーム(仮称)というか松野さんたち側の試合ということで、松野さんのスマホで撮影をしており、私のスマホでの動画撮影はしていなかったのである。

 ここまで言えば察しのいい方はわかったであろう。
 なんと、22年目にして初勝利!
 それを撮影していなかった……(涙)。
 厳密には、私が参加する前年に勝ったことがあるらしいが、私はそれを知らない。
 自称「ラグビー部中興の祖」である私が入社以来、初勝利なのである。



 いや、皆まで言うな。
 言いたいことは、わかる。


天の声@ Bチームというか、別チームの勝利じゃね?
 外野から見たら、まさしくそうであろう。しかし参加していたみんな、特にほとんど我々のメンバーが主体となって勝ち得た勝利であったのは間違いない。松野さんたちには申し訳ない言い方になってしまうが、でももちろん松野さんたちも含めて、「我々の勝利」だと考える。みんな「2011311♡」のTシャツを着ているのだから。
 清家の活躍を見てよ!
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清家! 清家! 清家!  清家祭りじゃ!!!

清家のおかげで勝ったと言っても過言ではない、と言いたいところだが、あんまり清家ばかり持ち上げると、拗ねる奴が出てくるかもしれないからこの辺にしとこう。


天の声A あんた、試合に出てなくね?
 そんな冷たいこといいなさんな。2015年ラグビーW杯の日本代表の活躍、見たでしょ。廣瀬と湯原は1試合も出なかったけど、それでもやはり歴とした日本代表だし、あの劇的勝利の立役者の一人だったじゃないか。
 ということで、私も勝利の美酒に酔いしれた。
 見てよ、このみんなの満足そうな顔を!
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 試合のほうは、6-0と完封勝利。相手は身長2mはあろうかという外国人選手がいたり、超強そうだったけど、どうやらラグビー初心者のようだった。みんな試合前からかなりビビってたけど。
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 本当はこの試合で終わる予定だったのだが、思いのほか勝ってしまったので、次の試合をどうするか悩んでしまった。我々が引き上げるとBチームの方は4人になってしまう。我々が残れば、焼肉に間に合わない。
 しかし、勝利の後だ。答えは1つだった。
 里がみんなの気持ちを代弁するかのように叫んだ。
 「せっかく来たのだから、1試合でも多くやりたい!」
 すばらしい。
 当然だ。
 今日ここに来ている12名中11名はビーチラグビーをしに来たのである。

 そうなれば私の取る行動は1つ。
 焼肉の予約時間変更である。
 思い返せば、私も愚かであった。例年のことではあるが、行きつけの焼肉屋さんは、通常17時から営業開始なのである。それを、毎年7月の最終土曜日に限っては、私たちのために14時からの予約を受けてくださっているのである。
 つまり、客は我々しかいないのだから、14時だろうが15時だろうが変わらない(たぶん)のである。したがって、時間変更をするのに何の躊躇があろうか。 
 敬意を表してここにリンクでも貼って宣伝して差し上げたいところだが、我々みたいに店にメーワクをかける奴等が増えても困るので、ここでは控えておく。
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 だいぶ長くなってきたので、4試合目の詳細は省く。下の動画を見られたい。

 簡単に言うと、惨敗だからだ。致し方ない。敵も勝ってここに臨んでいるのだから、そこそこ強いのは間違いないからだ。ちなみに0-24。


 試合が終わったら、すっかり新井が元気になっている。薬を飲むよりも、病院に行くよりも、ビーチラグビーをやることで病気を治した。メンタルが弱い奴なのではないかと心配していたのだが、楽しいことがあるとテンションが上がり、「病は気から」を体現する、小学生みたいな奴だ。だが、元気になったのなら、それでいい。そういう力、楽しさが、このスポーツ、このイベントにはある。


 以上、単なる試合報告で面白味のない記事になってしまったが、まあ例年の記録である。次回こそ誹謗中傷の出ないように「風検1級」での勝利を誓おう。


 以下は、来年参加するメンバーがこれを(当日の朝、電車の中で)見直すだろうから、覚書として残しておく。
 ■1試合目の前にも、ちゃんと体を動かしておこう。あっというまにバテるぞ。
 ■水着は持ってこよう。みずきも持ってきてもいいよ。
 ■アタックの際には、アタックラインを意識して前に出すぎないこと。特にウイングポジションの選手が前に出がち。
 ■ディフェンスは、基本的に4人がラインを揃えて前に出る。ボールキャリアーに向かって飛び出すと、その隙間を抜かれてしまう。1人はフルバックで前パス注意&カバー。
 ■骨折と肉離れと胃腸炎には気を付けよう。

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posted by 代表 at 11:39 | Comment(2) | 活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
現在部員は募集されてるのですか?
Posted by 某社員 at 2018年01月06日 23:18
返信が遅くなり申し訳ありません
てゆっか、更新ができておらず...

もちろん部員は随時募集中です
どなたかはぞんじませぬが、社員なのであればこのブログの写真に写っている誰かと何らかの縁があるでしょうから、声をかけてもらえるとうれしいです

あるいはFacebookから連絡いただいても結構です

今さらですが、よろしくお願いします
Posted by 代表 at 2018年07月22日 19:24
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